ヒーター

液体加熱・空気加熱をするシーズヒーター(パイプヒーター)
金型などを加熱するカートリッジヒーター
筒状のものを加熱するバンドヒーター
平面のものを暖めるスペースヒーター
などがあります。規格品、受注生産品いろいろです。
最近、精密機械などによく使われるようになってきたのがラバーヒーターで、さまざまな形することができます。受注生産ですが規格品もあります。

陶芸用電気炉もご用意できます。楽焼から本格的なものまでお好みの容量とサイズで製作いたします。


アラブのお香を焚くヒーター部分

香炉ヒーター


面白い使われ方をされているマイカヒーターもあります。イスラム社会では毎日何回かメッカに向かって礼拝する宗教的習慣がありますが、この時にはお香が焚かれます。近年簡便化のためお香を燃やすのに火ではなく電気が使用されることが多くなりました。こんなマイカヒーターの設計も致しました。



エッチング

ちょっと変わったところでは、金属腐食を利用してパタ

エッチング

ーンをつくる技術のエッチングを利用したヒーターがあります。主に薄型のラバーヒーター(シリコンゴムでサンドイッチされたヒーター)に使われています。小さなものから大きなものまで複雑な形状が可能です。受注生産になります。(パターンとしての原版を作成する必要があります)
ラバーヒーターの使用温度は70℃〜260℃くらいまで。耐熱仕様では340℃くらいまでです。


電気炉

陶器を焼く電気の窯(電気炉)には電熱線が使用されています。コイル状にしたり波型に曲げ加工されています。中部地方には、陶器のことを瀬戸物というように瀬戸・多治見・常滑という一大陶器生産地がありますが、ここで使われる電気炉の多くに弊社が販売する電熱線が使われています。

1,300℃電気炉

さまざまな電気炉を御用意できます。
この写真は1300度までの窯業用電気炉です。

1,300℃内部

窯業用電気炉の内部

1300度用内部です。
ここでは電熱線の丸線をコイリングして使っています。比較的容量(W数)の小さい窯に使われます。
もう少し容量が大きいと、波型に加工されて使用されます。
いずれも狭いスペースに容量を出すに必要とされる電熱線を張り付けるための方法です。

窯業用電気炉

従来型の電気炉です。

酸化炉


窯業用電気炉も炉内雰囲気によって2つの種類に別れます。
雰囲気に酸素がある「酸化窯」と無い「還元窯」です。
一般的に温度によっても異なりますが、還元窯のほうが条件が厳しく電熱線の種類も変更します。